《手作りで茶碗制作》陶芸体験の工程を紹介
「お茶碗」は手作りでつくれます。難しく感じるかもしれませんが、成形、削り、仕上げ、焼成の工程を経て出来上がってきます。
1、陶芸講師と相談して、使いやすいデザインのお茶碗を決めていきましょう
はじめに、どんな作品を作るか、釉薬の色はどうするかなどの構想を練ります。使うことを考えて、できるかぎり使い勝手の良いデザインを考えてもましょう。デザインを重視しすぎると可愛くても使いづらいお茶碗になってしまいます。炊きたてのお米が映える、素敵なお茶碗で食べる食事は、きっと日々の食卓に潤いを与えてくれることでしょう。
手作り陶器の魅力は市販の物とは異なり、自分だけのデザインや思いを込めることができるのがポイントです。市販のものは多くの人が自由に使えるように無難なデザインとなっていることが多いのですが、手作りの場合には自分だけのことを考えていれば良いので自由な発想で制作を行うことができます。日頃、こんな形の茶碗があればいいな。や、こういう用途で使えたらいいな。などのアイディアを盛り込むことができるため、手作り制作でこれらを試してみるのも面白いものです。
茶碗のデザインが決まったら、さっそくプロの講師によるデモンストレーションが行われます。Futabaは、オーナーを含むスタッフの多くが東京芸大出身の若手の陶芸家。プロの視点から使い勝手の良い茶碗になるようアドバイスいたします。本格的な技術が学べるのもほかの教室にはない特徴ですが、緊張する必要はありません。みな明るくてフレンドリーなスタッフばかりです。
レクチャーは、茶碗の制作工程を5段階くらいに分けてあるので、一度に覚えられなくても大丈夫。重要箇所やむずかしい部分は、その都度、具体的に指導していきます。
2、ひもづくり成形で制作開始です
きりのいいところまで講師のデモンストレーションを見たら、さっそく粘土に触ってみましょう。Futabaでは、初心者でも成型しやすく、質の良い本場益子焼きの粘土を使います。さっそくオリジナルデザインの茶碗作りに挑戦です。まず粘土を伸ばして底の部分を作ります。
次に、ひも状に伸ばした粘土を積み重ねて側面を作っていきます。だんだんと茶碗の形になっていくとワクワクしてきますね。
3、お茶碗の形に合わせて、高台を削りましょう
高台とは、お茶碗の底についている円形の台のことです。持ちやすい茶碗になるように必ず作りましょう。作った茶碗をひっくり返し、余分な粘土を削っていきます。
次に内側も削り取って高台を完成させます。削り過ぎると底に穴があいてしまうので注意しましょう!
慎重に作業を進めます。出来上がったら底にサインやマークを入れてようやく完成。茶碗の口元をひらひらさせたり、シャープに決めたり自由にできます。
4、茶碗の形ができあがったら、最後は7色の中から釉薬を決めましょう
素敵な茶碗が出来上がったら、最後に表面を装飾する各色の釉薬を決めます。Futabaでは厳選した7色から自由に選ぶことができます。オリジナル茶碗の形を作るのも楽しいですが、どんな風になるのか想像しながら釉薬選びをするときもワクワクしますね。
5、素敵なデザインのお茶碗が完成しました
素晴らしい茶碗が完成しました。自分で作った印としてオリジナルサインが入っています。この後、教室スタッフが乾燥、素焼き、釉がけ、本焼き、窯出し作業をします。焼き上がるまでの期間は約1か月半くらい。もっとしっかりとした茶碗が作りたくなったら、次回は本格的な成形ができる
電動ろくろコースもございます。
電動ろくろプランは別コースとなるため、2回目以降の体験者にお勧めいたします。陶芸の醍醐味を味わいたいならぜひご参加くださいね!
はじめてで心配な方も大丈夫。茶碗を皆さんも是非作ってみてくださいね!きっと楽しめますよ!
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